4月からワークライフバランス制度が始まってはや2ヶ月が経過しました。
日常は今までと変わりありませんが、
こういった制度は、
〝もしも〟、〝何か〟
があった時に実感できるものです。
第3弾の今回は
『柔軟な夏期休暇取得』
です。
調剤薬局は通常、
近隣の医療機関の長期休暇(夏季、年末年始)に準じて
お休みをします。
しかし、今改定より、
基準調剤加算を算定する薬局は
①平日は1日8時間以上
②土曜又は日曜日のいずれかの曜日には一定時間以上開局
③週45時間以上開局
の3つの営業時間要件が設定されました。
これによって、
基準調剤加算を算定する薬局は
カレンダーの赤い日と年末年始(12月30日~1月3日)以外は
定休日を設けてはいけなくなったわけです。。。(>_<)
近隣の医療機関がお休みの木曜日や、夏季休暇の期間など。
ですので、スタッフの夏季休暇取得が一番のネックでした。
そこで登場します(^O^)/
『柔軟な夏季休暇取得』
・・・業務に支障を来すことなく、且つシフトが組める範囲内であれば、7~9月の間に3日間の所定休日と計画年休を合わせて7日間の夏季休暇を取得することが出来る
先月末より、
全スタッフの夏季休暇希望日アンケートを開始し、
各薬局長がシフトを組めるかのシミュレーションを幾度も試行錯誤。
やっとの思いで全スタッフの夏季休暇が決定しました。
ワークライフバランス初年度ですので、
バタバタになるのは覚悟の上のこと。
ワークライフバランスのセミナーに何度も参加して感じたことは、
『定着するまでに数年はかかる』
というものでした。
薬局長の調整役は本当に大変だったと思います。
でもこの制度が〝あたりまえ〟になっていけば、
数年後には、他の薬局よりも数倍、数十倍進んだ薬局になっているはずです。
それまではみんな協力してね(T_T)/~~~